それが人間の存在に益となるか害となすかは文明の成果の形状からはなかなか判断することはできません。
従来の文明に比し絶大な領域をもつ計算機文明においては"負”の成果の脅威は計りしれないものがあります。

それを阻止するためには全ての人々の防御の良識に待たなければなりませんが、微々たる力であるにしろ、計算機技術者は、健全な感覚と健康な思考、そして生々しく人間的な感情によってシステムを選択し、制作しなければいけないのです。

私たちは常に良識ある“正”のシステム制作者集団でありたいと念願しています。少なくとも常にその社会的位置づけと影響を認識している技術者でありたいのです。